占いの歴史とこれからの歩み

占いと言ったらあなたはまず何を思い浮かべますか?手相・顔相・星占い・姓名判断・タロットカード等々。
一口に占いと言っても、とても多くの種類のものがありますね。この占いというもの、一体いつから行われているのでしょうか。
占いの歴史は人類の歴史とほぼ同じと言っても間違いありません。古い遺跡となると紀元前2000年のメソポタミア南部には既に星をもとに神の意思を知ろうとする、初歩的な占いの形跡が残っているのだとか。
そこまで遡るとあまりイメージが湧かないかもしれませんが、日本でも弥生時代には卑弥呼という女性が呪術や予言で国を治めていたことを思えば、やはり未来への手がかりという意味で昔から占いが大きな力を持っていたということは想像できるのではないでしょうか。
しかし今現代の世界で占いがどれほどの地位を持っているかというと、実のところあまり信用されていないというのが事実ではないでしょうか。どうしても自分では決められないというときに占いに頼ってみたり、どちらかというと何らかの参考として使用する、ぐらいの位置で甘んじているような気がします。科学技術が発達し、様々なことを理論的に説明できるようになった現代において、占いは科学的根拠のない、信用に足らないものだとみなされているのではないでしょうか。
しかし本当に占いに意味がないのであれば、なぜこれほどまでに占いは人の歴史と密接に関わり、存続し続けてきたのでしょうか。これだけ科学信仰の進んだ現代においてまだ占いを必要とする人々が多くいるのでしょうか。女性誌の巻末には必ず恋愛占いのコーナーがついているのでしょうか。
学問というものは不思議なものです。ほんの数百年ほど前にはそもそも“心”なんて概念もきちんと体系化されていませんでした。感情の所在について哲学者達が延々議論を繰り広げた末にようやく近代になって、心理学という学問が成立したのです。
今は占いを馬鹿にしている方も多いかもしれませんが、数百年後、もしかすると数十年後には世論はがらりと変わっているかもしれませんよ。

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